体幹とは文字通り「体の幹」、つまり体の軸となる部分で、腹筋・背筋・胸筋等の大きな筋肉を含む胴体の部分を指します。この部分が弱いと正しい姿勢を長時間維持できなくなり、猫背になったりして骨格が歪む原因となります。また全身の筋肉を効率的に使うことができず、同じ動作を行っても大きなパワーを生み出すことができません。その結果、“エネルギー代謝が不活発な体”=“脂肪が蓄積しやすい体”となってしまいます。逆に言えば、体幹を鍛えることにより正しい姿勢を長時間維持することができるようになったり、エネルギー代謝の活発な脂肪の蓄積しにくい体となります。
生活習慣や日頃のクセに加えて、体幹が弱いと正しい姿勢を維持できなくなり結果として骨格が歪んでしまうことになります。ここでは4つの典型的な歪みのタイプをご紹介します。
①S状側湾
片側の骨盤が上がり、同じ側の肩も上がるタイプです。正面から見てS字(逆S字)に脊柱が曲がります。
②C型側湾
骨盤の軸脚側が上がり、逆側の肩が上がっているタイプです。正面から見てC字(逆C字)に脊柱が曲がります。
③前傾型猫背
骨盤が前傾しており、腰椎が過度に反って、腰の筋肉が緊張してしまっています。この緊張を緩和させるために背中を丸めるため、横から見たときに頭の位置が中心より前に出てしまいます。
④後傾型猫背
骨盤が後傾して、全体的にずれてしまった結果、背中が後方に残り、それを補うように頭が前に出てしまうタイプです。腰を曲げて体重を支えようとするので、大きな負担がかかり痛みを感じることもあります。
体幹を鍛える4つの方法をご紹介します。体幹を鍛えて歪みにくくバランスの良い体を目指しましょう。
![]() うつ伏せになり、両脚を肩幅よりも広めに開く。顔を下に向けて鼻を床につけ、両腕を体側で伸ばす。肩甲骨を寄せて腕を上げて、胸を反らせて床から上げたら、胸、腕の順に元に戻す。 |
![]() 床でうつ伏せになり、両脚を開いて伸ばす。両手を重ねて額を乗せて顔を下に向ける。片脚ずつ床から上げたら、両脚を同時に上げ、左右の脚をクロスさせてから、床に戻す。 |
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![]() 床で仰向けになり、両脚を伸ばして浮かせる。両手を頭の後ろで組み、肩甲骨が床から浮くまで状態を起こす。その姿勢をキープしたままで、左右交互に片膝を胸に近づける。 |
![]() 横向きに寝て、両脚を重ねて伸ばす。下の腕は床で、上の腕は体側で伸ばす。脇腹を床から引き上げた姿勢を保ち、両脚を床から軽く浮かせたら、ハサミをイメージして前後に往復させる。 |